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てるみくらぶの粉飾決済や計画倒産で社長は逮捕される?罪も調査!

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こんにちは!

倒産をした旅行会社の「てるみくらぶ」が粉飾決済を繰り返していたことが発覚しました。

また、計画倒産といわれている社長は逮捕されるのでしょうか?

罪についても調べてみました。

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てるみくらぶが行った粉飾決済とは?

「粉飾決済」とは、

会社の損益状況や財政状態を実際よりよくみせようとするため、利益を過大に計上する会計行為。

逆に利益を過少にみせようとする会計行為は逆粉飾という。

 

てるみくらぶは、この粉飾決済を3年前から行っていたと報道されています!

 

2014年9月の決算では、すでに大幅な赤字だったとか。

しかし、航空券の仕入れや営業にかかった費用などを少なく計上することによって、決算書の書類上では黒字を装っていたということです。

 

2016年9月の決算では、決算書のでは1億1000万円の営業黒字となっていたそうです。

実際の数字は、15億円以上の赤字だったのだとか。

 

内部の関係者の話によると、

・銀行⇒融資を受けるための決算書

・観光庁旅行業の更新登録をするための決算書

 

それぞれの提出先によって内容の違う決算書を都合のいいように作成していたそうです…

 

しかも会社の経営は、大赤字だというのに「てるみくらぶ」山田千賀子社長の役員報酬は、3,300千万円だったとか。

 

もう開いた口がふさがなないですよね。

 

 

てるみくらぶの社長は逮捕される?罪は?

17てるみくらぶ引用元:http://matomame.jp/user/matomehan/127985e06df7816a5555

てるみくらぶの社長には、「粉飾決算」と「計画倒産」疑いがもたれています!

 

計画倒産

 

てるみくらぶの「計画倒産」の疑いは、最初めから計画的に倒産を考えて、事前にお金を集めて姿を消したのではないかという疑問がもたれています。

 

実際に、チケット問題が発覚したときに予約客が、「てるみくらぶ」の会社に行った時のことでした。

ドアには「臨時休業」と紙が貼られていて、事務所には誰もいなかったそうです。

この行動から、計画的に倒産を考えていたと思われてもしかたかありませんよね。

 

ですので、この行動は「詐欺行為」になると考えられます。

しかし、計画的に倒産をしたという事実が立証されなければ、「計画倒産」と認められないそうです。

 

計画倒産の立証された場合は、「詐欺破産罪」に該当するので、「てるみくらぶ」の社長は逮捕されることになります!

「詐欺破産罪」の罪は…

10年以下の懲役もしくは、1000万円以下の罰金刑に処される。

 

粉飾決済

 

「粉飾決算」の悪質性を判断するには、

①損失を隠した『金額の規模』『期間』

②『組織的に行ったかどうか』

といった二つの点を確認する必要があるそうです。

 

今回「てるみくらぶ」の金額の規模15億円で、期間3年です。

組織的に行ったかどうかの判断が、現在確認されていないので、何ともいえませんが…

 

「粉飾決算」を防止するために、上場会社や大会社においては、公認会計士・監査法人による監査が強制されている。

 

てるみくらぶの社長が「粉飾決済」ということで罪に問われることになると…

粉飾決算を行った経営者に対しては、金融商品取引法による有価証券報告書虚偽記載として、10年以下の懲役または1000万円以下の罰金、法人には7億円以下の罰金の厳しい制裁と金融庁長官の決定による課徴金納付制度が定められている。

 

粉飾決算でライブドアの堀江貴文元社長は、粉飾額が数十億円でした。

この時には、最高刑が5年だったので、2年6月の実刑を受けています。

 

どちらにしても、「粉飾決済」と「計画倒産」の二つの罪がありますので、逮捕は免れないのではないかと思われます。

 

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