冷凍食品の冷凍メンチカツからO157(病原性大腸菌)が検出して、17人が1歳~79歳の男女17人が腹痛や下痢などの症状を訴えている続報です。
問題の商品の販売元は「肉の石川」、商品名は「和牛・相模豚 メンチ 肉の石川」です。
今回は、製造元のタケフーズを調べてみました。
食中毒 冷凍ミンチカツの製造元の会社は?

タケフーズ株式会社
「肉の石川」から委託され、「和牛・相模豚 メンチ 肉の石川」を製造した会社です。
食品の加工・卸などを行っている会社で、所在地は静岡県沼津市大諏訪524 。
集団食中毒O157の原因は何?
販売元の「肉の石川」によれば、今回の食中毒の原因は、消費者の加熱が不十分だったことによる、と考えておられるようです。
「肉の石川」からのコメントが出ました。
このメンチカツを販売していた肉の石川の石川嘉男代表取締役は「健康被害の報告があり、多大なるご心配をおかけしたことを心からおわび申し上げます。販売しているメンチは十分な加熱が必要な商品で、規定の調理方法にのっとって調理していていただければ問題がありません。しかしながら具材が生肉であることを明示することや、調理方法をもっとわかりやすく表示することをもっと事前に行うことができれば、このような事態が防げた可能性があると思うと悔やまれてなりません。お客さまにはできるかぎり誠意をもって対応させていただきたい」
他の原因は、考えられないでしょうか?
(例1)
「肉の石川」から材料の支給をうけて、製造元の「タケフーズ」が製造しているので、原料自体にO157が感染していたことも十分に考えられます。
(例2)
「肉の石川」からの支給された原料には問題なく「タケフーズ」が衛生的に問題があり、そこに原因があったのかもそれません。
県によると現在、原因は調査中とのことです。
原因の結果次第では、販売元の「肉の石川」か、製造元のタケフーズに責任が問われることになるかもしれません。